日鉄住金テックスエンジ、北都電機を吸収合併

 日鉄住金テックスエンジ(社長・藤野伸司氏)は19日、電気設備メンテナンスを手掛ける完全子会社の北都電機(本社・札幌市、社長・明石薫氏)を2019年7月1日付で吸収合併すると発表した。電動機整備などの事業運営を一体にし、柔軟な人員配置をできるようにして対応力をより強化する。

 北都電機は現在、鉄鋼以外の製造業向けとなる電動機整備をメーンに手掛けている。03年に日鉄住金テックスエンジ前身の太平工業と業務提携。11年には日鉄住金テックスエンジの完全子会社となり、連携を深めてきた。電動機整備のほか車両整備、制御システムのエンジニアリングなども手掛けている。

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