うるま市議会、県民投票の予算案を否決 市長は再議検討

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 うるま市議会(幸地政和議長)は20日の最終本会議で、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡る県民投票に必要な補正予算案を賛成少数(賛成12反対16、退席1)で否決した。島袋俊夫市長は再議を検討する方針とした上で「議会がどういった状況での判断だったのかしっかりと意見を拝聴する。住民請求権を尊重する立場に変わりはない」と記者団に述べた。

 予算案に反対した与党の市議からは「二者択一で諮れるものではない」「県議会で全会一致にならず、県政与党は多様な意見を聞くべきだったのではないか」などの意見が出た。

 一方、賛成した野党や中立の市議からは「直接請求された県民投票は、民主主義の根幹をなす。議員が市民の投票する権利を奪うことがあってはならない」との意見があった。

 うるま市議会には県民投票の実施を求める市民約50人が訪れ傍聴した。

県民投票に必要な補正予算案を賛成少数で否決したうるま市議会=20日、うるま市議会