〔海外地震〕ロシア極東・カムチャツカ半島付近でM7.4・日本への津波被害の心配なし(12/21)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間12月21日02:01頃、ロシア極東・カムチャツカ半島付近を震源とするM7.4の地震が発生しました。
この地震を受け、津波警報センターは震源周辺に津波情報を発表し、警戒を呼び掛けていましたが、21日03:30前に解除しました。また、気象庁によると、この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。【12月21日03:45現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:ロシア極東・カムチャツカ半島付近(北緯55.1度 東経164.7度)
近隣都市の方角・距離:
北西 187.9 kmにロシア・ウスチ=カムチャツク
西北西 277.9 kmにロシア・クリュチ
西南西 457.9 kmにロシア・ペトロパヴロフスク=カムチャツキー
西南西 465 kmにロシア・エリゾヴォ
西南西 478.6 kmにロシア・ヴィリュチンスク

発生日時(日本時間):12月21日02:01頃
震源の深さ:9.6km
地震の規模:M7.4(当初M7.3)

【津波情報】〔PTWC〕
・地震発生直後に震源周辺に津波情報を発表し、警戒を呼び掛けていたが、現在は解除。
<当初の予想津波波高>
 0.3~1.0m ロシア

・日本国内への影響〔気象庁〕
 この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はない。

<若干の海面変動が予想される沿岸(被害の心配なし)>
 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、高知県、宮崎県、宮古島・八重山地方
 ※これらの沿岸では、今後半日程度は若干の海面変動が継続する可能性。早いところでは21日04:20頃から若干の海面変動が予想される。

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