元サッカー日本代表・武田修宏が監督になる日

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、元サッカー日本代表の武田修宏が出演。目指しているサッカーチームの監督の仕事について語った

【サッカーロシアW杯2018】ラウンド16 ベルギー対日本 長谷部誠をねぎらう西野朗監督=2018年7月2日ロシア・ロストフナドヌー 写真提供:産経新聞社

黒木)武田さんは日本サッカー協会公認のS級ライセンスを取得していまして、サッカー指導者最高位の資格です。日本代表、Jリーグの監督もできるということですね。

武田)監督をやりたいと言っても、免許がないと日本のJリーグの監督はできません。監督の免許はC級、B級、A級と4年くらいかかるのです。サッカーの解説でも、勉強している方が伝えやすいじゃないですか。
子供にサッカー教室で教えるときに、免許を取った方が良いというので取ったのがきっかけです。S級ライセンスで良いなと思うのは、例えば小学生だったら、小学校1年生から3年生はサッカーを遊びながら教えなきゃいけない。4、5、6年生は習得が早くていろいろなことを覚える。中学校1年生から3年生は心と体のバランスが崩れるから、怒るのではなく、いろいろ聞いてあげる。発育、発達のことを勉強して教えなくてはいけないとか、勉強になりますね。
筑波大の大学の単位を2つ取るのですよ。プレゼンとかディベートの勉強もあります。

黒木)これから監督にお声が掛かったら、やられるのですよね?

武田)そうですね。でも監督って良いことを教えるのではなくて人間マネジメントなので、どんなに良い戦術があってどんなに練習しても、人を動かさないとチームはまとまりません。その辺が難しいなと思います。チーム全員を同じ方向に向かせるのは非常に難しいことです。
イングランドでは、監督はマネージャーみたいな感じで言われています。ちゃんとした部署を置いてやるのもチームだし、いろいろなチーム作りがあります。

黒木)そのためにしていることはあるのですか?

武田)いまはチームを持っていないので、休みの日に川崎フロンターレの練習を見に行ったり、FC東京の練習を見に行ったりしています。練習を見に行って、どんな雰囲気でどんなトレーニングをしているのか。休みの日に見に行って、実際に選手と会ったり雰囲気を外から見て、このチームは監督と選手がお友達みたいな感じで上手くマネジメントをしているんだ、このチームはコーチにやらせて監督は引いたところで見ているとか、いろいろな監督のスタイルを見ています。

黒木)わかるものですか?

武田)見たらわかりますね、選手との距離感が。監督によって違いますし、どんなに良い監督でも中心の選手と上手くいかなかったらチームは壊れてしまいます。日本代表の監督が西野監督で良かったのは、本田選手や香川選手など、軸の選手を上手くマネジメントしたからです。その辺の能力が西野さんは高かった。難しいと思いますよ、指導者は。

黒木)しかも最初にどの選手を出すかとか、どこからこの選手と交代させるかとか、そういうことを監督は考えていらっしゃるのですよね。

武田)出なかったら選手は文句を言いますからね。難しいとは思いますよ、いつかはやりたいですが。

黒木)4年後ということですけれども。

武田)準備はしっかりしていますね。

武田修宏/元サッカー日本代表、サッカー解説者

■1967年・静岡県浜松市出身。
■小学校1年生からサッカーを始め、中学校3年生でジュニアユース日本代表に選出。
■サッカーの名門・清水東高校に進学し、1年生で出場した全国高校サッカー選手権で準優勝。類まれなるセンスと技術で一躍注目を浴びる。
■高校卒業後、読売クラブ(現:東京ヴェルディ)に入団。
19歳で日本代表に選出され、名実ともに日本を代表する選手として活躍。
■1993年(平成5年)のJリーグ発足時には、その甘いルックスもあり、時代を象徴するモテ男として世の女性たちを夢中にさせた。
1993年のサッカーW杯予選では「ドーハの悲劇」を経験。
■2000年にはパラグアイのチームに移籍。
■2001年に現役引退。現役通算で、新人王、MVP、4度のベストイレブンを受賞。
■引退後はサッカー解説者として活動。タレントとしても数多くのメディアで活躍。
■2006年には日本サッカー協会公認S級ライセンスを取得。
(※サッカー指導者の最高位の資格。日本代表でもJリーグでも監督ができる)

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