サウジが情報機関立て直し

皇太子批判かわす狙いも

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 【カイロ共同】サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏殺害事件を受け、サウジは20日、情報機関を立て直すため、三つの専門部門を設立することなどを発表した。国営サウジ通信が伝えた。事件を巡ってはムハンマド皇太子関与の疑いが払拭されていないが、組織の再建をアピールし、皇太子本人への批判をかわす狙いがあるとみられる。

 サウジは事件後、皇太子側近の情報当局高官らを解任。事件に関与したとされる11人を起訴、5人に死刑を求めると発表、幕引きを図る姿勢を示している。

 サウジ通信によると、3部門はそれぞれ戦略と開発、法務、業績評価を担い、組織の再建を目指すとしている。