ロアーク放出のナショナルズ 右腕・サンチェスと契約合意

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タナー・ロアークをレッズへ放出してから1週間、ナショナルズはその代役となる実力派右腕と契約合意に至ったようだ。日本時間12月21日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズはフリーエージェントの右腕、アニバル・サンチェスと2年契約で合意。正式な契約発表は身体検査後になる見込みだが、総額1900万ドルの2年契約で、2021年は球団オプションであることが報じられている。

サンチェスは現在34歳。最優秀防御率(2.57)のタイトルを獲得した2013年以降、3.43→4.99→5.87→6.41と年を追うごとに防御率が悪化し、すでに終わった存在として見なされることもあったが、今季はブレーブスで24先発を含む25試合に登板し、7勝6敗、防御率2.83の好成績をマークしてチームの地区優勝に貢献した。ナショナルズではマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービンらとともに強力先発ローテーションを形成し、先発4番手を担うことになりそうだ。

ナショナルズは過去4シーズンのうち3シーズンで防御率4点台に終わったロアークを、年俸の更なる上昇を懸念してリリーフ右腕のタナー・レイニーとのトレードでレッズへ放出。ロアークより安価かつハイクオリティなパフォーマンスを期待できる存在としてサンチェスの獲得を実現させた。サンチェスとの契約合意前にはランス・リンの獲得を目指していることが報じられていたが、リンはレンジャーズと3年契約で合意。リンを取り逃したナショナルズは再びフリーエージェントの先発投手市場に目を向け、今季復活を果たしたサンチェスを次なるターゲットとしていた。

サンチェスが今季同様のパフォーマンスを継続できるのであれば、シャーザー、ストラスバーグ、コービンとともにメジャー屈指の先発四本柱が形成される。サンチェスはナショナルズの覇権奪回のカギを握る男の1人であると言えるだろう。