IoT活用 経営者らに提案 柏崎 「推進ラボ」がシンポ

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IoTの導入をテーマに開かれた「IoT推進ラボ」のキックオフシンポジウム=17日、柏崎市の市民プラザ

 機械などをインターネットにつなぐ、モノのインターネット(IoT)導入に取り組む新潟県柏崎市の産官学連携組織「IoT推進ラボ」は17日、同市の市民プラザでキックオフシンポジウムを開いた。

 推進ラボは市や柏崎商工会議所、新潟工科大などで組織する。地元企業の製品を高品質化して産業振興を図るのが目的。最初の活動となったシンポには、市内の企業経営者ら約90人が参加した。

 IoTに関する人材育成に取り組む「IoT検定制度委員会」の近森満事務局長が講演し、「IoTを活用すれば新製品開発や生産効率の向上につながる」と導入の意義を説明した。

 近森氏は企業が実際に導入するには「IoTを理解できる知識や技術を、社員に習得させることが必要だ」と指摘。自治体の支援も受けながら、企業が積極的に取り組むよう提案した。

 米谷製作所(柏崎市)の米谷強社長は「IoTを使ってコスト削減などができないか考えている。若手社員がノウハウを学べるよう他社とも協力して取り組みたい」と話した。