仙台中2自殺、いじめが原因強調

市再調査委員会「学校対応怠る」

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 2016年に仙台市立南中山中2年の男子生徒が自殺した問題で、市の再調査委員会は21日、男子生徒に対し悪口や無視といったいじめがあったとする調査結果を、郡和子市長に答申した。自殺は「いじめと強い因果関係があった」と強調。学校がいじめ対応を怠ったことも事態を悪化させた大きな要因、と指摘した。

 調査委は生徒が後輩に「キモイ」と悪口を言われたことなどをいじめと認定。クラスでも同級生から無視され「心身の苦痛を感じていた」とした。

 学校側がいじめの可能性を把握しながらも、事実確認や情報共有を怠ったことが「孤立感を強め、絶望感へと結びついた」とした。