村上信五×内村航平、新技挑戦への思いに迫る

フジテレビで12月30日放送の「村上信五∞情熱の鼓動」(午後0:55、関東ローカル)で、村上信五とオリンピックで個人総合2連覇を達成した体操・内村航平選手が対談することが分かった。

同番組は東京2020オリンピック・パラリンピックを前に、活躍が期待されるアスリートに密着するスポーツ番組。村上は内村選手が練習を行うトップアスリートの強化施設を訪れ練習を見学。初対面の2人だが、内村選手は日頃から村上が出演する番組をよく見ているようで、和やかな雰囲気の中、対談はスタートした。番組では内村選手が2008年から9年間勝ち続けてきて、“キング”と呼ばれるまでになった活躍ぶりや、昨年10月の世界選手権の予選で靱帯(じんたい)を損傷し、競技人生初の途中棄権で9年間続いた連勝記録が40で止まったことなどを振り返る。

また、今年1月、オーストラリアでの強化合宿において、世界でも数人しかできない「ブレットシュナイダー」という、鉄棒を離してから1回転する間に2回ひねりを加える新たな技に挑んでいたことも話題に。内村選手にとって得意の鉄棒といえども、今まで習得したどんな技よりも難易度が高いもの。新技への挑戦について村上が「恐怖心はもうないんですか?」と尋ねると、内村選手は、「若い時はほぼ恐怖心なかったんですけど、ここまで来ると終わりが見えてきてるんで、次やったら終わりだっていうのがあると怖いですね」と心境を明かす。さらに、実は“火と水が怖い”ことを告白すると、これには「めっちゃかわいい」と村上。スキューバダイビングが趣味の村上にとっては、「絶対鉄棒の方が100対0で怖い」と驚きをみせる。

さらに、今年のはじめに自身のことを、体操を愛していることから「体操くそバカ野郎」と表現していた内村選手は、1年が終わろうとしている今、自身の呼び名を「○○○野郎」と答える。それを聞いた村上は「(内村選手にとって)体操って恋人ですよね?」と内村選手の内面に斬り込んでいく。

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