濱田岳×広瀬アリス&西田敏行×浅田美代子「釣りバカ日誌」チャペル会見!

テレビ東京系で2019年1月4日に放送する濱田岳主演の新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌 新米社員 浜崎伝助 瀬戸内海で大漁!結婚式大パニック編」(午後9:00)の試写会が結婚式場で行われ、会見に主演の濱田をはじめ、広瀬アリス、吹越満、小澤征悦、浅田美代子、西田敏行が出席した。今作は、濱田と広瀬が念願の結婚式を挙げるまでのドタバタがメインストーリーのため、2人はウエディングドレスとタキシードに身を包んで登場。西田と浅田も礼装で、まるで本物の結婚式が行われるような雰囲気での会見となった。

本シリーズは、15年と17年に2作の連続ドラマが放送され、17年正月にはドラマスペシャルが好評を博し人気シリーズとして定着。今回のスペシャルでは、連ドラシーズン2の最終回で四国の関連子会社に出向した“ハマちゃん”こと浜崎伝助(濱田)が、香川県での新婚生活をスタートさせるところから始まる。今回登場する結婚式エピソードは原作でも映画版でも描かれたことがなく、笑いも、涙も、ホッコリも、さらにパワーアップした“釣りバカワールド”が繰り広げられる。

広瀬のウエディングドレス姿を見た濱田は「すっごい奇麗です。普通に照れます(笑)」と顔を赤くしながら、「本当に釣りと合体のことしか考えていない男なんですね。そんな男がこんな美しいみち子さんと結ばれるというのは、不思議に思う男性も多いと思うんですよね。でも、みち子さんが好いてくれる理由を出したいと思って。それこそ西田さんが20年かけて育て上げた浜崎伝助もお手本になるし、意地悪な言葉でもハマちゃんが言うと毒が抜けてなぜか許せちゃう、そういう人柄というか温かさを出せれば、見ている方にみち子さんとの結婚を許してもらえるんじゃないかなと思って、そういう気持ちで臨んできました」と愛され続けているキャラクターを演じる思いを語った。

広瀬は「今日のために今までの作品を1話目から見直してきました。ハマちゃんと会うところから始まり、今より太ってるなとか(笑)。そんなことを感じながら見ていたんですけれど、自分がすごく楽しくお芝居をしているのがちゃんと出ているなと感じて、そう感じられる作品になかなか出会うことがなくて、こうやってウエディングドレスを着させていただくのも感慨深いですし、まだまだみち子という役を演じ続けたいなと思いました。『釣りバカ』からファンになったと言ってくださる方も多くて、ありがたいなと思います。そこまで家庭的ではないですけど(笑)」と満面の笑顔で喜びを表した。

今作では、映画「釣りバカ日誌」シリーズで長年みち子役を演じた浅田が、みち子の母役で出演することも発表され「こんな奇麗な娘の母親になれて本当に幸せだなと思いました。今回、テレビの方でみち子さんのお母さんと言われた時に、なんかすごい懐かしい気持ちと、現場の方たちが違っても変わらずの温かい感じがして楽しい撮影でした。ただ一つ、映画では結婚式はしてもらえなかったねえ(と西田に)。うらやましいです(笑)」と話すと、隣の西田が「合体ばかりしてました(笑)」とつぶやき、会場を沸かせた。

西田は「美代子ちゃんとは映画ではずっと気持ちが夫婦だったんですよね。また合体の話になりますが、三國(連太郎)さん演じるスーさんが、これから合体という時にわが家にやって来て、本当にうざったいなと感じたのを今でも思っています。そのくらい気持ちがお互いに通じてたというか(笑)」と、映画での思い出を語ると、浅田は「(西田さんとは)本当に仲良くさせていただいて、映画の中でずっと『ハマちゃん』と呼んでいたので、今回もまずお会いした時に『あ、ハマちゃん!』て。そして、プライベートでも『ハマちゃん』と呼んでいる仲だったので、今回、グチャグチャになっているんですよね。『ハマちゃん!』って言うと濱田さんが返事するし、『みち子さん!』と言うと、つい「はい!」って私が言ってしまって(笑)。本当にプライベートでもいつも気遣ってくださって、ずっと『私のハマちゃん』でいてくれています」と感慨深げに語った。

会見では、広瀬がブーケトス、濱田がブロッコリートスを行う演出もあり、場を一層盛り上げた。最後に濱田は「僕もアリスちゃんもこのような大先輩のお力をお借りして、僕らなりの、また新しい『釣りバカ日誌』が進んでいるんじゃないかなと思います。それは映画の『釣りバカ日誌』があってこそだという思いは忘れずに、先輩方の胸を借りて僕らなりの“ハマちゃん”“みち子さん”像を作っていけていると思っております。また新しい『釣りバカ日誌』もどんどん面白くなっていきますので、今回の作品を楽しんでいただけたらなと思います」と感謝の気持ちを込め、アピールした。

© 株式会社東京ニュース通信社