アトレティコDFへの関心は若返りの第一歩 バイエルンで始まる改革

アトレティコのリュカ・エルナンデス photo/Getty Images

バイエルンがアトレティコ・マドリードDFリュカ・エルナンデス獲得に強い関心を示しているとの話題は、クラブの改革へ向けた本気度を感じさせるものだ。

世代交代はいつかバイエルンが実行しなければならないミッションの1つで、今季はDFジェローム・ボアテングやマッツ・フンメルスらに衰えを感じることが何度かあった。攻撃陣でもアリエン・ロッベンが今季限りでの退団を表明しており、チームはいよいよ本格的に世代交代へ行動を起こさなければならない。

スペイン『MARCA』も、22歳のリュカ・エルナンデス獲得は「ミニ・レボリューション」の1つだと伝えている。ニクラス・ズーレとエルナンデスでセンターバックを組ませることができれば、最終ラインの若返りはひとまず完了する。

他にも今季はセルジュ・ニャブリやレオン・ゴレツカらが存在感を強めており、ジョシュア・キミッヒは今後さらにリーダーらしい存在になっていくだろう。

センターバック、そしてロッベンとリベリに代わる強力なウイングを獲得できれば世代交代へ大きな一歩となるが、バイエルンはここから派手な動きを見せてくるだろうか。これが上手くいかなければブンデスリーガの支配も終わってしまうかもしれない。

© 株式会社FACTORIES