米予算失効、政府一部閉鎖始まる

景気減速リスクに

©一般社団法人共同通信社

21日、米ワシントンのホワイトハウスで発言するトランプ大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米連邦政府の一部予算が22日失効し、政府機関の一部閉鎖が始まった。トランプ米大統領が求めるメキシコ国境の壁建設費を巡って与野党が対立。世界の株式市場が下落基調を強める中、米政府の閉鎖は投資家心理を悪化させ、新たな景気減速リスクになりつつある。悪影響を最小限に抑えるために閉鎖の早期解消を模索する米議会の動向が注目される。ただ事態打開は見通せず、長期化すれば市民生活に混乱を招く可能性もある。

 21日のニューヨーク市場では、ダウ工業株30種平均が約1年3カ月ぶりの安値で取引を終了。金融市場は米政治の不安定さを警戒し、景気の足かせとなっている。