統合校名「五位小」に異論なし 高岡市説明会

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 高岡市教委の学校再編計画を説明する市教育将来構想市民懇談会は22日、五位中校区の保護者や住民ら約70人が出席して同市東五位公民館で開かれた。同校区では石堤、東五位、千鳥丘の3小を統合し、新校舎を五位中の隣接地に建設することで合意している。統合準備会では統合小学校名を「五位小」とする案が出ていることが報告され、説明会でも異論はなかった。

 市教委の学校再編計画では、五位中校区が先行して進んでいる。複式学級がある石堤小を2020年4月に東五位小に先行統合し、五位中の隣接地に新たな校舎を整備した上で、24年4月に千鳥丘小を加えて統合を完了する計画である。

 市教育将来構想検討会議が7月に意見をまとめ、8月の市総合教育会議で高橋正樹市長が合意した。

 米谷和也教育長は「まずは五位中隣接地に統合小学校を建て、五位中の建て替えの時期が来れば、一体的に整備したい」と述べ、新「五位小」と五位中で全国のモデルになる小中一貫教育を目指すと強調。施設隣接型から施設一体型の小中一貫教育に移行する方針を示した。

 五位中は築48年で、間もなく耐用年数とされる50年を迎える。小中一体整備の時期について、米谷教育長は「財政が厳しい中、教育予算は10年、15年先を見て再編を進めることで財政当局と話をしている」と述べるにとどめた。

 校名に関しては、施設一体型の小中一貫校は全国的に小中で同じという事例が多いことを紹介。五位中校区のPTAや自治会、学校関係者ら22人で構成する小学校統合準備会でも、歴史ある「五位庄」の地名を付ける方向で進んでいる。

 校章や校歌は、3校が一緒になる24年4月までに決める案がある。石堤校下には通学バスを走らせることにしている。

 懇談会は、市教育将来構想検討会議が11月28日に中間とりまとめとして示した骨子案「今後10年を見据えた高岡市における小中学校の配置の基本的な方向について」に対し、市民の意見を聞くため、全12中学校区で順次開いている。