メクル第334号 年末恒例もちつき大会 平戸・田助小

 長崎県平戸市大久保(おおくぼ)町の市立田助小(岸誠(きしまこと)校長)で12日、同校PTA主催(しゅさい)のもちつき大会があり、子どもたちがお年よりたちといっしょに年末の恒例(こうれい)行事に汗(あせ)を流しました。

 日本の伝統(でんとう)文化にふれながら地域(ちいき)の人たちと交流を深めようと毎年開催。児童や地元の老人クラブ会員ら約120人が参加しました。子どもたちは「いちに、いちに」と元気なかけ声を上げながら、もちをつき、出来上がったもちはみんなで協力してていねいに丸めました。お年よりに教わりながら5年生はしめ縄(なわ)、6年生はミニ門松作りにも挑戦(ちょうせん)しました。

 6年の原田結那(はらだゆな)さん(12)は「みんなで協力したので、おいしいもちができてうれしい」と感想。同じく6年の新吉屋相太(しんよしやそうた)君(12)も「初めて門松を作ったけど、やさしく教えてくれたみなさんに感謝(かんしゃ)したい」と笑顔を見せました。

お年よりからもちの丸め方を教わる児童=平戸市立田助小

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