バルセロナは20日にバレンシアからDFジェイソン・ムリージョを獲得したことを発表した。それを受けてスペイン『MARCA』が振り返っているのは、両クラブの関係だ。
ここ10年を振り返ると、実に6選手がバレンシアからバルセロナに加わっている。まず2010年には元スペイン代表FWダビド・ビジャが加わり、ジョゼップ・グアルディオラが作り上げた黄金チームの一員として活躍。チャンピオンズリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦で得点を挙げて優勝に貢献するなど、リオネル・メッシに次ぐ点取り屋としてチームに大いに貢献した。
その2年後には現在も左サイドバックを務めるジョルディ・アルバが加入。今でもアルバはバルセロナに欠かせない超攻撃的サイドバックとして活躍を続けており、その重要性はサポーターの誰もが理解していることだろう。アルバの獲得は大ヒットと言える。
ただ、この2人以降はそこまでヒットを飛ばせていない。2014年にはジェレミー・マテュー、2016年にはアンドレ・ゴメス、パコ・アルカセルが加わったが、3人とも大活躍とはいかなかった。特にゴメスは3500万ユーロ、アルカセルは3200万ユーロでの加入となっており、この移籍金に見合う活躍とはならなかった。
そして6人目がムリージョとなったわけだが、ムリージョはアルバに続くヒットとなるのか。