横浜国際高校10周年祝う 外国語教育で進化続ける

横浜市南区

©株式会社タウンニュース社

谷川さんの指揮で合唱を行う生徒

 県立横浜国際高校(桜田京子校長、生徒数586人)=六ツ川=の創立10周年記念式典が12月12日、西区の県立青少年センターで行われ、約550人が参加した。校歌を作曲した詩人・谷川賢作さんが合唱を指揮し、節目を盛大に祝った。同校はこれまで進めてきた世界で活躍する人材の育成をさらに進めていく。

 同校は2008年4月、県立六ツ川高校と外語短期大学附属高校=磯子区=が統合し、六ツ川高があった場所に開校。今年春までに1907人が卒業している。

 外国語教育に力を入れ、英語のほかに学ぶ第2外国語の選択科目に全国の公立高校では初めてアラビア語を導入。現在、第2外国語は6言語あり、同校によると、全国の高校で最も多いという。14年に文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール」に指定され、生徒の海外研修など、世界で活躍できる人材育成に取り組んでいる。19年には国際水準の教育プログラムである「国際バカロレアコース」が設置される予定。新校舎の建設も進んでおり、外国語や国際教育に力を注いでいく。

校歌で一体感

 校歌は保護者の紹介により、詩人の谷川俊太郎さんが作詞、息子の賢作さんが作曲。記念式典では賢作さんの指揮で校歌を合唱した。式典後の活動発表会では、生徒が英語でスピーチやプレゼンテーションを披露した。

 桜田校長は「開校当初は統合前の2つの学校と国際高の3つの学校文化があったが、谷川さんに作っていただいた校歌で全校がまとまった感じがした」と当時を振り返り、「これからも進化と深化を続けていく」と話した。