西菅小PTA 「子どもの笑顔」第一に 少数精鋭で全国表彰

川崎市多摩区

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左から山下さん、齋藤さん、辻さん

 学校や地域に貢献したPTAに贈られる「日本PTA全国協議会会長表彰」を先月受賞した川崎市立西菅小学校PTA。同PTAの齋藤恵美会長は「いつも話しているのは『子どもたちの笑顔のため』ということ。これだけは信念として、今後も引き継いでいきたい」と思いを語る。

 児童数243人と市内でも小規模な西菅小では、PTAの専門委員を「校外」「広報」「成人」の3委員に絞って活動。校外委員ではあいさつ運動や夕方のパトロールなど、防犯から防災まで幅広く取り組む。広報においては、広報紙「にしすげ」を年2回発行。毎年1から内容を練る教職員紹介が好評だという。

 多彩な催しを企画する成人委員では、親のスキル向上につながる機会を提供。恒例の給食試食会や地元職人を招く親子工作教室のほか、コーチングセミナーを開催するなど内容は多岐にわたる。PTA主催のイベントとしてはスポーツフェスティバルやふれあいまつりを開催し、教職員や地域との交流の場をつくっている。

 PTAの保護者加入率は100%で、少人数ならではのアットホームな雰囲気が特長。辻貴子副会長は「他学年の親と触れ合いながら、活動を通して子どもの違った面を見ることもできる」、山下美樹副会長は「どんな活動も地域の協力があって成り立っている」と話していた。

 同表彰は(公社)日本PTA全国協議会が毎年実施しているもので、子どもの健やかな育成や家庭教育の充実などに貢献した団体や個人に贈られる。受賞について岩倉義則校長は「PTAは本当に協力的に、子どもたちのために活動してくれている。すごくありがたい」と感謝の意を述べた。

 なお、同時期に選定された「優良PTA神奈川県教育委員会表彰」は、下布田小学校PTAが受賞。杉田剛会長は「創立40年の長い年月の中で地域に支えられ、皆で協力してきたからこその受賞と感じている」と話した。