伊調 残り10秒 劇的逆転V、女王対決で再戦制す/全日本レスリング 「東京五輪見据える」

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大会後のインタビューで笑顔を見せる伊調選手

 女王、復活の優勝-。レスリング女子で五輪4連覇を遂げた青森県八戸市出身の伊調馨(34)=ALSOK=が、東京都の駒沢体育館で23日行われた全日本選手権女子57キロ級決勝で、同じく五輪金メダリストの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=を3-2で制し、同選手権3年ぶりとなる優勝を果たした。伊調は試合後の会見で「東京オリンピックを見据えながらやっていきたい」と述べ、東京五輪を目指す決意を正式に表明した。

 伊調は22日の1次リーグで川井に惜敗し、17年ぶりに日本人選手に敗れたが、日本協会を通じて東京五輪へ意欲を示すコメントを出していた。

 23日の優勝決定後の会見では「全く見えなかったものから、上を見た時に(東京五輪が)あるのかなと思えた試合だった」と伊調。まだぼやけている-としつつ、「東京五輪はこういう形でやるんだなというのがぼんやり見えた」と語った。

 伊調は今後、海外遠征など活動を本格化させ、まずは2019年世界選手権に出場するため、全日本選抜(19年6月)優勝を目指す。