水俣と福島、学び会う 芦北町で中学生72人が交流研修

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意見を交わす福島や水俣などの中学生ら=芦北町

 東日本大震災の被災地、福島県と水俣市などの中学生が参加する交流研修「中学生九州サミット」が、芦北町の県あしきた青少年交流の家などで22日から開かれている。25日まで。

 福島県と水俣市のPTA関係者らでつくる実行委員会主催。津奈木町や佐賀県玄海町も含め72人が参加した。

 23日は水俣市立水俣病資料館を見学し、11月に福島第1原発を視察した福島県郡山市の会社員天野良文さん(59)の講話を聞いた。天野さんは「初期の冷却で活躍したポンプ車が、放射能で汚染されて外に出せず、今も置かれていた」などと報告した。24日は水俣病に関する講話があった。

 福島市の福島四中2年の古山大雅さんは「水俣病には重い歴史と人々の苦しみが詰まっていることを知った。原発と共通する部分もあり、同じ課題を抱える私たちが一緒に成長できるよう頑張っていきたい」と話した。(山本遼)