全国高校バスケ選手権 長崎女 3回戦へ

 バスケットボールの第71回全国高校選手権(ウインターカップ)第2日は24日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで女子2回戦16試合と男子1回戦残り12試合が行われ、長崎県勢は女子の長崎女が昌平(埼玉)に72-68で競り勝ち、3回戦へ進んだ。ウインターカップの長崎県勢の勝利は男女を通じて5年ぶり。
 長崎女は序盤からセンター大村を中心に加点。前半を5点リードで折り返すと、第4クオーター4分にリードを13点に広げた。その後は昌平の反撃に遭い、残り2分で1点差まで詰められたが、大村の40得点の活躍もあり、最後は4点差で逃げ切った。
 女子で東海インターハイを制した桜花学園(愛知)、準優勝の岐阜女をはじめ、四日市商(三重)、大阪薫英女学院のシード4校は順当に3回戦進出。精華女(福岡)は奈良文化に62-57で競り勝った。
 第3日は25日、同会場で女子3回戦8試合と男子2回戦16試合を実施。県勢は長崎女が昭和学院(千葉)、男子の長崎西が八王子学園八王子(東京)と対戦する。

【女子2回戦、昌平―長崎女】第4クオーター9分、長崎女のセンター大村(右)がシュートを狙う=武蔵野の森総合スポーツプラザ

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