西日本豪雨、復旧工事が入札不調

被災3県で1割、復興遅れ懸念

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 西日本豪雨で被害の大きかった広島、岡山、愛媛の被災3県で進む復旧工事のうち約1割が、担当する業者が集まらないなどの入札不調に終わっていることが25日分かった。建設業界の深刻な人手不足の他、今年は災害が多発し各地で工事の需要が高まっていることが背景にある。不調は工事の遅れにつながり、復興に影響を与えることから懸念が広がっている。

 11月末まで(国発注分は12月14日まで)に3県で国や県が発注した466件のうち不調は45件。広島県が25件、愛媛県が11件、岡山県が9件。国土交通省によると、2017年度に都道府県が発注した公共工事が不調となった割合は5.9%。