圧倒的に 新鮮!

日本車両 東京メトロ丸ノ内線新型車両2000系を納入

日本車両は、丸ノ内線が開業時に初代300形や現有車両02系を製造した会社。30年ぶりの新型車両2000系の製造も担当、第1編成を納入しました。

銀座線1000系の製造も日本車両、ここで培った技術を発展させて2000系に投入しています。

しかしトップ画像の丸窓、何度観ても実に新鮮なインパクトがあります。

構体はアルミ押出形材を基本とし、曲面的な先頭部は削出し部材を多用することで、高い強度を実現。外部カラーは、300形の「スカーレットミディアム」を参考に、艶やかなメタリック色とした「グローイング・スカーレット」を全体に配し、「サインウェーブ」はホームドアが設置された駅からでも見やすいように高い位置に配置しました。

インテリアは、天井をかまぼこ形状とし室内高を確保、車端部の扉を全面ガラスとすることで開放感が演出されています。車端部の丸窓、天井に配した球面の意匠、妻面の円形装飾など客室内でも随所に「丸」を感じることができます。 また、操舵台車、非常走行バッテリー、脱線検知装置といった先進的なシステムを導入しています。

2019年2月の営業運転開始が待ち遠しい!

幼稚園〜小学校低学年を丸ノ内線南阿佐ヶ谷で過ごした筆者にとって赤いボディと車体側面の「サインウェーブ」は丸ノ内線の象徴です。

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