2018年も残すところあとわずかとなり、サッカー界では年明けから移籍マーケットが開場する。夏にクリスティアーノ・ロナウドを獲得したことで市場の主役となったユベントスは、今冬にも大物選手獲りに動くだろうか。
ポール・ポグバ
今シーズンのマンチェスター・ユナイテッド不振により、フランス代表MFポール・ポグバはチームを去ることを考えている。ジョゼ・モウリーニョ監督の不和により、1月の退団は既定路線と思われていたが、同監督の退任により確実なものではなくなった。オーレ・グンナー・スールシャール暫定監督が就任し新たな船出を迎える中、チームの中心となるだろうポグバをユナイテッドが放出するのは考えにくい。財政力のあるユベントスが本腰で獲得に乗り出せば可能性はなくはないが果たして…
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イスコ
レアル・マドリードで思ったような成果を上げられていないイスコは、移籍実現の可能性が最も高い選手だ。サンティアゴ・ソラーリ監督の構想のファーストチョイスでないイスコは、出場した試合でも気の抜けたプレーが散見されるなど、心ここにあらずと言った様子。ユベントスにはイスコのようなプレースタイルの選手はおらず、攻撃の変化を加える意味ではうってつけの選手といえる。UEFAの規定によりチャンピオンズリーグには出場することはできないが、リーグ戦で純分な出場機会が得られるだろう。
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ラムジー
以前からユーベが関心を寄せているのが、アーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーだ。ユベントスがポールポジションに立っていると言われているが、ACミランやインテルなどセリエAのビッグクラブも興味を示しており、移籍市場では熾烈な獲得レースが予想される。アーセナルに対しうま味がある条件でないとビッグディールが実現するのは困難で、今シーズンいっぱいで契約が満了になるドイツ代表MFサミ・ケディラをトレード要員に出すなど、競合クラブとの違いを表したい。