森保一監督率いる新生・日本代表では中島、南野、堂安の若い2列目が大きな注目を集めるが、彼らの能力を引き出すうえで絶対に欠かせない存在なのがFW大迫勇也だ。大迫だけは代わりが見当たらず、大迫のところを抑えられてしまうと攻撃の形を作れなくなってしまう恐れがある。
『FOX Sports Asia』は迫るアジアカップ2019へ向けて大活躍が期待されるスター選手6名と題した特集を組んでいるが、日本からは大迫が選ばれている。所属するブレーメンでのパフォーマンスもポジティブに捉えられており、日本代表の中心選手との分析だ。
また、「香川真司のようなベテランが不在のチームでは28歳の大迫が優勝候補の日本を引っ張るべきだ」と伝えられており、大迫は若手をまとめるリーダー候補の1人でもある。ロシアワールドカップを機に長谷部誠や本田圭佑が代表を離れているため、大会を経験した大迫や吉田麻也、酒井宏樹といった選手たちは貴重な存在となる。
その他に同メディアはオーストラリア代表のマシュー・レッキー、コンサドーレ札幌でプレイするタイ代表FWチャナティプ・ソングラシン、イングランドのカーディフでプレイするフィリピン代表GKニール・エザリッジ、注目の若手の1人でもあるベトナム代表DFグエン・クアン・ハイ、そして韓国代表のエースであるソン・フンミンをスター候補に挙げている。
ソン・フンミンについてはアジアカップ最大のビッグネームと伝えており、アジアを代表するアタッカーなのは間違いない。大迫もロシアワールドカップでの活躍をそのまま続けてほしいところだが、日本の最重要キーマンはポストプレイにゴールにと大暴れできるか。