新たに57件、2億5000万円超 都城工事水増し

 都城市山田町の建設業者「大建」(大生健一代表取締役)が県の経営事項審査(経審)で民間工事の実績を水増しする虚偽申請を行った問題で、県は25日、2017年の経審に申請した工事で新たに57件(総額2億5246万円)の水増しがあったことを明らかにした。同日の県議会商工建設常任委員会で調査の最終結果を報告した。虚偽申請の合計は75件(総額4億6047万円)。県は「既に最大限の処分を行っている」とし、追加の処分は行わない方針を示した。

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