【ラ・リーガ】得点を奪えてゴールを守れる…アトレティコの超万能型MFサウール

MFのみならずDFも見事にこなしたサウール

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ラ・リーガ第17節エスパニョール戦を1-0で勝利を収め、アトレティコ・マドリードの2018年が終了した。負傷離脱以外ほぼすべての試合に出場したスペイン代表MFサウール・ニゲスにとっては、実りのある一年となっただろう。

ディエゴ・シメオネ監督にとってキープレイヤーであるサウールは、プレーの質の高さとゴールで自身の存在価値を証明。現在のアトレティコにとっては欠かせない選手である。ただ、今年においてはそのポリバレント性が注目を集めることとなり、セントラルMFのサウールはケガ人続出のチームの台所事情から左サイドバックを任される機会が増えていく。その影響もあってか、2018年に出場した昨シーズン19試合と今季16試合のラ・リーガでは、結局一度も得点を挙げることが出来なかった。

それでもサウールは、欧州の舞台ではゴールを決めている。3つの異なった大会でネットを揺らしていて、UEFAヨーロッパリーグで3得点、UEFAスーパーカップで1得点、そして今季のUEFAチャンピオンズリーグで1得点を奪取した。さらに、左サイドバックとしてチームが誇る鉄壁の守備陣の構築にも尽力。ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンの負傷時にはセンターバックを務めるなど、アトレティコの背番号「8番」はさらにプレーの幅を広げている。

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