長寿研、認知症の横断的臨床研究

22年春に新病棟開設

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 認知症患者の増加に伴い、心身機能の低下に着目した横断的な臨床研究を行うとともに、入院患者の在宅への移行につなげる機能を強化しようと、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は26日、2022年春に300床を備えた新病棟を開設すると発表した。

 センターによると、旧外来棟を撤去し、地上5階建て(延べ床面積約1万2千平方メートル)の病棟を建設。従来複数にまたがる認知症の診療科を外科系と内科系それぞれの「フレイル病棟」や感覚器の「ロコモ病棟」に集約、危険因子の原因解明や総合的な治療などを目指す。入院中に自立を促し、在宅への移行につなげる機能も強化する。