茨城県教育長 教職員に「非常事態」 不祥事相次ぎ、緊急声明

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教職員の不祥事が相次いでいることを受け、茨城県教委の柴原宏一教育長は26日の定例会見で、「事態を重く受け止める。児童生徒や保護者、県民の信頼を踏みにじることは絶対にあってはならない。不祥事ゼロを目指したい」などと述べ、今後の対策に力を入れる意向を示した。

県教委によると、本年度の教職員の懲戒処分は22人(26日現在)で、過去10年で最多を更新。そのうち、窃盗や強制わいせつなど逮捕者も延べ6人に上る。

事態を重く見た県教委は、25日付で県内の全教職員に対して柴原教育長の「緊急メッセージ」を発信。教育の根幹が大きく揺らぐ「非常事態」と捉え、「ひとごとではなく自分自身の問題として認識するとともに、服務規律の確保に向け、チーム学校として教職員が一丸となって取り組むことを強く望む」と訴えた。

不祥事防止に向けた従来の取り組みについて柴原教育長は「何が欠けているのか議論を交わし、検証するとともに、違う視点からの取り組みを検討していくことも必要。不祥事根絶に向け、しっかりと対策を取りたい」と述べた。(朝倉洋)