森君が文科大臣賞 ゆうちょアイデア貯金箱コン  モチーフは「カマキリ」

 第43回ゆうちょアイデア貯金箱コンクールで、佐世保市立吉井北小1年の森青空君(7)が、最優秀賞に当たる文部科学大臣賞に輝いた。
 子どもの創造力や貯金への関心を育もうと、ゆうちょ銀行が全国の小学生を対象に毎年募集している。応募があった約76万点から、入賞作品240点を選んだ。1年生の応募数は約16万5千点。文部科学大臣賞は上位賞の一つで、各学年から1人ずつ選ばれた。
 昆虫好きの森君が選んだモチーフは、最も好きな「カマキリ」。図鑑を見ながら長い胴をペットボトルで、細い足は割り箸で表現した。森君は「(理想の)緑色を作るのが難しかったけれど、顔がよくできた」と満足そうな表情を浮かべ、「来年はバッタの貯金箱を作りたい」と目を輝かせた。
 長崎県の他の入賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽すてきなデザイン・アイデア賞 川添理王(諫早市立高来西小1年)新名了晟(佐世保市立赤崎小1年)島田結斗(諫早市立飯盛西小2年)中村元翔(大村市立大村小3年)山口晃輝(壱岐市立瀬戸小4年)立山煌兜(時津町立鳴鼓小5年)

文部科学大臣賞に輝いた「かまきりちょきんばこ」(コンクールPR事務局提供)

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