26日にハダースフィールドタウンと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、ポール・ポグバの2得点もあって3-1の勝利を収めた。勝利したことはもちろんだが、ポグバが2発決めたのはマンUにとって大きいだろう。ジョゼ・モウリーニョ前指揮官の下ではベンチになることも増えていただけに、本人もオーレ・グンナー・スールシャール体制に変わって気合が入っているはずだ。
特に2点目の強烈に曲がったポグバのシュートは芸術的で、能力の高さを示すものだった。英『Daily Mail』によると、クラブOBのフィル・ネビル氏もポグバのパフォーマンスを称えており、本来であればシーズンに15ゴールほどは決めてほしい選手と実力を認めている。
「ユナイテッドは好調時に欧州最高のMFとなる選手を抱えている。直近の18か月は残念なものだったが、それは指揮官との不仲があったからだ。ポグバがベストな状態の時、彼はチーム最高の選手となる。今回のパフォーマンスのようにね。彼はシーズンに12~15点ほど決めるべきだよ。ここまでのキャリアでそれは実現していないけど、できるよ」
ユヴェントスに在籍していた頃には2014-15シーズンと2015-16シーズンに10得点という記録を作っているが、同氏の希望では15点ほどまで数字を伸ばしてほしいようだ。得点を量産する選手ではないものの、スティーブン・ジェラードやフランク・ランパードのように得点を奪えるMFとして振る舞うことはできるはずだ。スールシャールの下でポグバは再び目を覚ましたのか、後半戦のパフォーマンスが楽しみだ。