気象庁は27日、向こう1か月の予報を発表した。北・東・西日本は、向こう1か月の気温や天候は、ほぼ平年並みとなりそうだ。一方、沖縄・奄美は暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は平年並みか高い見込み。
週ごとの予報によると、1週目(12/29~1/4)は大陸の高気圧が強く本州付近へ張り出すため、日本付近は冬型の気圧配置が強まりやすい。気温は、寒気の影響を受ける東・西日本で平年より低く、北日本で平年並みか低い予想となっている。沖縄・奄美は寒気や湿った空気の影響で、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。
2週目(1/5~1/11)、北日本の冬型の気圧配置は、平年と同じくらいの強さとなる予想。このため北・東・西日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雪(雨)の日が多い見通し。北・東・西日本の太平洋側は、平年と同様に晴れる日が多くなりそうだ。
3~4週目(1/12~25)の気温は、冬型の気圧配置の強まる時期がある北日本で平年並みの予想となっている。一方、東・西日本の冬型の気圧配置は弱いと見込まれているため、東・西日本の気温は平年並みか高く、沖縄・奄美では平年より高くなりそうだ。