人気ソーシャルゲーム「ブレイブオンライン」を開発した(株)エイタロウソフトが28日にも自己破産申請へ

 (株)エイタロウソフト(TSR企業コード:870629158、法人番号:8010001104139、台東区浅草橋3-8-5、設立平成14年1月17日、資本金8015万円、西島栄太郎社長)は12月11日、事後処理を安藤哲朗弁護士ほか1名(東京神田法律事務所、千代田区九段北1-2-3、電話03-5275-3353)に一任した。安藤弁護士によると、「12月28日、自己破産を申請する方針」という。
 負債は現在調査中。

 人気ソーシャルゲーム「ブレイブオンライン」や「ザ・リング・オブ・ドラゴン」、「ラグナロクオンライン」のスマートフォン版の開発、運営などを手掛けていた。一部人気タイトルが台湾、香港等の海外でサービス提供され、平成27年12月期には売上高約4億6900万円をあげた。
 しかし、その後はヒット作に恵まれず、28年12月期の売上高は約3億8500万円まで落ち込み、約1億円の債務超過に陥った。
 29年夏には(株)アエリア(TSR企業コード:295594365、法人番号:6010401048805、東京都港区、JASDAQ)の連結子会社となり、人気アニメ原作のソーシャルゲーム開発を受託するなどしていたが、業況は好転せず、30年11月にアエリアの連結から外れていた。

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