接触事故で倒れた高校生、起きて横断歩道渡る 車の教諭、救護せず逃走するも出頭 さいたま市教委が処分

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 埼玉県のさいたま市教育委員会は27日、道交法違反(ひき逃げ)などで罰金の略式命令を受けた市立日進北小学校に勤務する男性教諭(59)を地方公務員法に基づき、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市教委教職員人事課によると、男性教諭は6月26日午前7時40分ごろ、さいたま市北区吉野町2丁目の国道17号交差点を車で走行中、横断歩道を自転車で渡っていた男子高校生と接触事故を起こしたにもかかわらず、救護措置を取らずに逃走した。男子生徒は転倒し、右足に全治7日間のけがを負った。

 男性教諭は翌日の同時刻、現場付近に警察官がいたため心配になり、大宮署に出頭。11月21日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)、道交法違反で大宮簡裁から罰金70万円の略式命令を受け、納付した。

 同課の聞き取りに、男性教諭は救護措置を取らなかった理由を「倒れた高校生が自転車を起こし、乗って横断歩道を渡ったので安堵(あんど)した」と説明したという。

教諭がひき逃げ さいたま市教委、停職の処分に