【全日本選手権リポート③】銅メダルの田中刑事選手の囲み取材をお届け！ さらに、友野一希選手、山本草太選手、島田高志郎選手のスペシャルショットを公開！

【全日本選手権リポート③】銅メダルの田中刑事選手の囲み取材をお届け！ さらに、友野一希選手、山本草太選手、島田高志郎選手のスペシャルショットを公開！

’18年12月20日から大阪・東和薬品RACTABドームで行われた「全日本選手権2018」。リポート第3弾では、気迫あふれる演技で銅メダルを獲得した田中刑事選手の、フリー演技後に行われた囲み取材の模様をご紹介します。

── フリーの演技を振り返っていかがでしょうか？

田中「今シーズン苦しかった4回転（ジャンプ）が着氷できました。このイメージを大切にして、残りの試合も跳ばなければいけない、という気持ちが強くなりました」

── 髙橋大輔選手が「田中選手と一緒に試合に出ることが楽しみ」だとおっしゃっていました。

田中「僕もすごく刺激を受けています。（髙橋選手に）勝ちたいな、という気持ちがあって、それを今後の成長の糧にすることができた『全日本選手権』でした。この経験は大事だな、と思いました」

── 同じチームの山隈太一朗選手が「（今大会を）楽しむ」と言っていましたが、どう思いましたか？

田中「彼は、すごく楽しい気持ちで戦っていたと思います。僕は10年目（の『全日本選手権』）で、正直楽しい気持ちというのを忘れている、苦しい、自分との戦い（の舞台）ですが、今年は先輩（髙橋選手）が出て、少しは全日本が楽しい舞台なのかなと思えました（苦笑）」

── シーズン前半は靴の調整に手こずったと伺いました。

田中「（靴を）変えて、挑戦することができました。やっとなじんで、自分の滑りたいものが少しずつできてきています。この試合（の出来）が良かったと思ってはダメだと思うので、ここからもう一度改めて進みたいと思います」

「全日本選手権」銅メダルの結果を受け、田中選手は’19年2月の「四大陸選手権2019」と’19年3月の「世界選手権2019」の代表に選出されました。代表発表会見で田中選手は「地元開催の世界選手権に出られてうれしいです。今以上にもっとやらなければいけない、という力強い気持ちを持って、（『世界選手権』に）出たいと思います」と意気込みを語りました。

次は、’18年に「KISS＆CRY」で取材をさせていただきました友野一希選手、山本草太選手、島田高志郎選手のスペシャルショットを大公開します！

＜友野一希選手＞

＜山本草太選手＞

＜島田高志郎＞

今年もたくさんのドラマを生んだ「全日本選手権」が終わり、いよいよ’18－’19シーズンも後半戦へ。それぞれの目標に向かってひたむきに進む選手たちを、’19年も応援しましょう！