Hey!Say!JUMP・薮宏太主演のミュージカル「ハル」。北乃きいがヒロインに

Hey!Say!JUMP・薮宏太が単独主演し、2019年4月に東京と大阪で上演されるオリジナルミュージカル「ハル」のヒロインを、北乃きいが演じることが発表された。

薮は10年ぶりのミュージカルとなる今作で、大病を乗り越えてボクシングに挑戦する青年・石坂ハル役に挑戦。北乃は、ボクシングに夢中で、ハルの生き方に大きな影響を与える真由を演じる。そして、ハルの母親・石坂千鶴役を安蘭けい、ボクシングジムオーナー・神尾役を栗原英雄、ハルの幼なじみの修一役をジャニーズJr.で、Travis Japanの七五三掛龍也が務めるほか、ハルを見守る祖母役を梅沢昌代、千鶴が働く会社の社長・高野役を今井清隆が担当する。さらに、脚本に高橋亜子、演出に栗山民也、作曲・音楽監督に甲斐正人といった日本を代表するトップクリエーターが集結。個性豊かな実力派キャストとスタッフが一丸となって、現在の日本で懸命に生きる人々への応援歌となるようなオリジナルミュージカルを作り上げる。

子ども時代に患った大病を乗り越えた経験のある主人公・ハルは、小さな田舎町で母親と暮らす高校生。本音を話せる友人もおらず、むなしい日々を過ごしているハルだが、同級生の修一だけは、いつもハルの味方だった。ある日、ハルはボクシングに夢中の少女・真由に出会う。自分とは違う価値観でキラキラと輝く真由と話すうちに、だんだんとハルの中で何かが動き始める。真由に誘われボクシングを始めたハルは、少しずつ自分の人生に向き合うようになるが、そんな中、ハルにある試練が訪れるというストーリー。

ヒロインを演じる北乃は「私が生まれて初めて観劇した作品がミュージカルでした。幼少期から音楽が大好きで、音と共に作品の世界に入っていける感じが楽しくて、その時に受けた衝撃を今でも忘れられません。そんなミュージカルに出演できること、とてもうれしく思います」と今作への熱い思いを口にし、「薮さんを始め、大先輩の皆さまと作品作りに参加できること全てが貴重で、大変うれしです」と喜びを表現した。

また、「舞台は生ものにしかない緊張感や達成感を感じられる場所であり、改めて言葉の大切さやその場の空気の大切さに気付かされます。私はまだまだ舞台経験が少ないので、これからもっと舞台の魅力に気付かされていくと思います」と期待をにじませた。最後に、自身の役どころについて、「ボクシングの練習、歌の稽古、お芝居の稽古…と課題はたくさんありますが、課題があるほど燃えるので楽しみです!」と意気込みを明かした。

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