【平成の長崎】県道長崎南環状線 新戸町-早坂間 市民ら1300人 ウオーキング楽しむ 平成23(2011)年

 13日に開通する県道長崎南環状線の長崎市新戸町2丁目-同市早坂町間(3.1キロ)が6日、一般に開放され、同環状線の全線開通を前に市民約1300人がウオーキングを楽しんだ。
 新戸町2丁目-早坂町間は2005年度に着工。自動車専用道路(幅9メートル)で、唐八景トンネル(1826メートル)や上戸町高架橋がある。事業費は115億円。この日は午前11時~午後2時まで開放され、地元の住民らが双方から歩き初め。景色を楽しんだり、記念写真を撮っていた。
 同環状線は、長崎市大浜町-早坂町間の延長8・2キロで、長崎自動車道へのアクセスが向上し、市南部の渋滞解消が期待されている。
 歩き初めをした新戸町2丁目の主婦、石橋美和子さん(36)は「記念になった。高速道路を使って親戚がいる広島県までよく行くので時間短縮になる。開通が待ち遠しい」と話した。
(平成23年2月8日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

全線開通を前にウオーキングを楽しむ参加者=長崎市新戸町2丁目

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