2018年に販売終了になったクルマ5選【プレイバック】

日産 ラフェスタハイウェイスター

2018年に販売終了になったクルマを特集

今回は2018年に販売終了になった車種を紹介します。蓋を開けてみると、意外にも長寿だった人気車種が含まれていました。懐かしい車に会いに行きましょう!

日産 ラフェスタハイウェイスター

日産 ラフェスタハイウェイスター
日産 ラフェスタハイウェイスター

日産のミニバンとして販売されていたラフェスタハイウェイスターは2018年春に販売が終了しました。

ラフェスタハイウェイスターはマツダ プレマシーのOEM車として展開されていました。ちなみに先代モデルとして、日産 ラフェスタというロールーフミニバンがありました。(当初は併売)

日産オリジナルのラフェスタは、ガラスルーフの採用や大バルとは異なる個性的なデザインで独自の魅力を放っていましたが、セレナのように背が高く実用性も高いハイルーフのミニバンの人気上昇とともに販売台数を減らしていきました。そのため、ラフェスタは廉価グレードだけを残して自社開発を中止、OEM供給によるニューモデルとなったのです。とはいえ、供給元のマツダ車とはボディパネルまで変えるなど、OEM車徒してはかなり意欲的なモデルでした。

ダイハツ ミラ

ダイハツ ミラ
ダイハツ ミラ

ミライースの登場に代わる形で2018年春に販売終了になったのが、通常版のミラです。この7代目ミラがデビューした2006年当時、ダイハツは非常に勢いがあり、エッセ、ソニカ、ムーヴ、ミラと立て続けに新車を投入しました。標準仕様のミラカスタム(左写真)に加え、外観を差別化したカスタム(右写真)を投入したのが特徴です。また当時まだ採用例の少なかったアイドリングストップを、軽自動車であるにもかかわらず採用、当時のガソリン車最高レベルとなる27km/Lの燃費を実現していました。

日産 ウィングロード

日産 ウィングロード
日産 ウィングロード

日産のステーションワゴンであるウィングロードも、2018年の春に販売が終了しました。商用バンのADと姉妹車関係にあるウィングロードは、“商用車感”を巧みに払拭したスポーティな外装デザインが特徴でした。ライバルはトヨタ カローラフィールダーやホンダ シャトルなど。荷室に防水加工を施したり、SUVのエクストレイル同様のオーテック仕様のグレード「ライダー」や「アクシス」も用意するなど、若い男性をメインターゲットに据えたグレード展開が伺えます。

スバル プレオ

スバル プレオ
スバル プレオ

スバル プレオも2018年春に販売終了しました。

プレオは1998年に初代モデルが登場。その後、スバルによる自社製軽自動車の生産終了に伴い、2010年のフルモデルチェンジでダイハツ ミラのOEM車となりました。その後、ミラ イースのスバル版であるプレオプラスに代替わりします。

今回は懐かしの初代プレオ、それもスーパーチャージャーエンジン搭載のスポーティグレードであるRSのの試乗レポートをご紹介します。スバルならではの個性あふれるプレオRSがどんなモデルだったのか。ぜひご覧ください。

フォルクスワーゲン トゥアレグ

フォルクスワーゲン トゥアレグ
フォルクスワーゲン トゥアレグ

フォルクスワーゲンの最上級SUVであったトゥアレグも、2018年春に販売終了となりました。ドイツ本国ではすでに2代目モデルも登場しているのですが、現時点では日本導入の予定はないようです。

トゥアレグはグループ企業であるポルシェ カイエンと共同開発されたほか、アウディ Q7とも共通のプラットフォームを採用しています。

2015年に大規模マイナーチェンジを受け、SUVらしさを強く押し出したフロントフェイスに変更されました。

自動車評論家の渡辺 陽一郎さんをもってして「VW好きのためのSUV」と言わしめたトゥアレグ。その乗り味も含め、フォルクスワーゲンらしさが詰まった一台に仕上がっていたようです。

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