明石特産のノリの秘密は? 高校生らが学びPRへ

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地元特産のり料理を味わう高校生=明石市岬町

 地元特産のノリについて、兵庫県明石市の若者まちづくりグループ「あかし高校会議所」の高校生ら9人が28日、明石浦漁協(岬町)などで、明石産の特徴や生産、加工の過程を学んだ。高校会議所は来月20日の「明石のりまつり」の企画や運営に関わっており、メンバーは「漁師さんや養殖の大変さが分かった。しっかりとアピールできる企画を練りたい」と意気込んだ。

 2017年度の兵庫県のノリ生産量は約17億枚(1枚19センチ×21センチ)で、佐賀県に次いで全国2位だ。

 特に明石沖は養殖が盛んで、速い潮流にもまれて歯触りがよく、豊富な栄養を蓄えるという。

 高校会議所は、明石のタコをPRする「明石半夏生たこまつり」の企画の一部を担当。のりまつりの運営にも参加することになり、生産現場を知ろうと、市漁業組合連合会(戎本裕明会長)の協力を得て、勉強会が実現した。

 この日は強風の影響で沖に出ることができなかったが、高校生らは「潜り船」と呼ばれる漁船が網の下に入ってノリを刈る様子を海岸から見学した。

 同漁協では自動加工できる生産機械を視察。戎本会長から、ノリの選別作業や潜り船と底引き網を行う船の違いなどを学んだ。昼食には、ノリの天ぷらやつくだ煮が振る舞われた。

 参加した明石高校2年の女子生徒(16)は「収穫は初めて見た。潜り船にびっくり。明石ノリの魅力を知ることができてよかった」と話していた。(藤井伸哉)