〔海外地震〕フィリピン・ミンダナオ島南東沖付近でM7.0・注意呼びかけを解除(12/29)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間12月29日12:39頃、フィリピン・ミンダナオ島南東沖付近を震源とするM7.0の地震が発生しました。この地震により、太平洋津波警報センター(PTWC)は津波情報を発表し、フィリピンとインドネシア、パラオ沿岸に最大0.3m程度の海面変動可能性があるとして一時、注意を呼びかけていましたが、14:00過ぎまでに解除しています。
気象庁によると、この地震により、日本の沿岸でも今後半日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられるものの、被害の心配はないとしています。【12月29日15:00現在、レスキューナウまとめ】

■発生事象
【地震概要】(USGS)
震源地:フィリピン・ミンダナオ島南東沖(北緯5.9度 東経126.8度)
近隣都市の方角・距離:
西北西 83.8 kmにフィリピン・ミンダナオ島 パンダギタン
北北西 127.9 kmにフィリピン・ミンダナオ島 マティ
西   131.6 kmにフィリピン・ミンダナオ島 カブラン
北西  136.6 kmにフィリピン・ミンダナオ島 ルーポン
北西  181.3 kmにフィリピン・ミンダナオ島 ダバオ

発生日時(日本時間):12月29日12:39頃
震源の深さ:60.1km
地震の規模:M7.0(当初M7.2→6.9)

【津波情報】(PTWC)
・震源から300km圏内で最大0.3m程度の海面変動可能性として注意喚起→29日14:11に解除
 対象国・地域:フィリピン、インドネシア、パラオ

<日本沿岸の影響可能性>(気象庁:29日13:04発表)
※下記の地域では、早い沿岸で29日14:30頃から、若干の海面変動が予想されるが、被害の心配はない。
 北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方

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