侍ジャパンコーチ村田さん 佐世保市役所訪問

 長崎県佐世保市出身の元プロ野球選手で、日本代表「侍ジャパン」のバッテリーコーチを務める村田善則さん(44)が28日、佐世保市役所に朝長則男市長を訪ねた。11月の日米野球で着用したユニホームを寄贈し、今後の活躍を誓った。

 村田さんは佐世保市立相浦中から佐世保実業高に進み、甲子園に出場。卒業後は巨人に入団し、捕手として活躍した。2008年に現役引退。現在は巨人のスコアラー室長を務めている。

 朝長市長は「活躍を喜んでおり、地元としても誇りに思う」とあいさつ。村田さんは「同期入団」だった松井秀喜氏との交流が、今も続いているエピソードを紹介した。佐世保市内の小中学校で野球教室を開くことに触れ「子どもたちに少しでも影響を与えられるよう、できるだけ声掛けをしたい」と語った。

11月の日米野球で着用した侍ジャパンのユニホームを贈る村田さん(右)=佐世保市役所

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