「マラソンに例えたら…」クロップ監督、記者への皮肉が炸裂する

『Liverpool Echo』は29日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、9ポイントの差は重要じゃないと話した」と報じた。

プレミアリーグ第20節でアーセナルと戦い、5-1と大勝したリヴァプール。2位につけていたトッテナムが敗戦したことで、2位までの差が9ポイントになった。

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しかしクロップ監督は試合後以下のように話し、負けたときに手のひらを変える記者に皮肉をぶつけたという。

ユルゲン・クロップ 「我々は2位まで9ポイント差をつけた。しかし、明日には7ポイントになるかもしれない。シティとの試合後には4ポイントになるかもしれない。あり得ることだ。

私は世界で最も賢い人間ではないが、本当にバカではないんだ。常にとは限らないがね。

12月にどれだけリードしているかは重要ではないんだ。12月の最後であってもね。

なぜ我々への見方が前向きになっているか、それは理解できる。それはそうだろう。

しかし同時に、君たちジャーナリストは、我々がポイントを落とし始めたときに『緊張しているのですか?』と真っ先に聞く人たちだ。簡単な仕事だね。そういう環境にいたいよ」

(トッテナムがウォルヴァーハンプトンに負けたのは知っていた?)

「人々はパーティーが既に始まったように思うかもしれないが、ドレッシングルームでは誰も笑顔を浮かべてはいなかったよ。それはそうだ。

20試合を終えて54ポイントを獲得したが、今の状況に集中しているんだ。

新聞の見出しを作りたくはない。サッカーの試合に向けて準備をし、できるだけいいプレーをして、可能な限りのポイントを獲得するだけしかないんだ」

(次はマンチェスター・シティとの試合だね。勝点差は広がっているが)

「昨季のチャンピオンズリーグでシティと戦った時、私がドレッシングルームに順位表を持ち込んだと思うかい?彼らが1位で、我々は4位だと。いいや、我々はただその試合に勝ちたかっただけだ。

勝点の差がどうなっていても、我々はシティと戦う。できるだけ最高のサッカーをしようと試みるだけだ。全力でね。

同じような質問に答えるのは忌々しいよ!ただ、サッカーのことを考える限りは、全ては大丈夫だ。

マラソンに例えよう。スタートする前は、天気は素晴らしく、新しいシャツを身に着けていた。人々は言う。『君は今日勝つよ』と。

ただ、まずは走らなければならない。周りの人々は賑やかに騒いでいても、選手は走らなければならないのだ。

我々も走らなければならない。それこそ、できるだけの努力をしている理由だ」

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