第97回全国高校サッカー選手権大会が30日に開幕する。
冬の風物詩として定着した同大会は、101年にも及ぶ長い歴史のなかで今も語り継がれる涙や感動とともに本田圭佑や大迫勇也など、過去に数多のスター選手を輩出してきた。
そこで今回は、出場48チームのなかから既にJリーグのクラブに加入することが決まっている8名の選手をご紹介しよう。
檀崎 竜孔(青森山田 → 北海道コンサドーレ札幌)
内定時の紹介文
「キレのあるドリブルとスピードを活かした突破と高い得点力が特徴のミッドフィルダー。青森山田高校では主将を務め、プレミアリーグEASTでは現在14ゴール(※)で得点ランキングトップと決定力を持つ攻撃的選手。」
※内定時点での数字
三國 ケネディ エブス(青森山田 → アビスパ福岡)
今年のAFC U-19選手権にも出場した長身センターバック。元々はFWだったがプロ入りを意識してDFに転向し、福岡内定を実現させた。一説には195cmとも言われる高さは文字通り「世界レベル」で、両足からのフィードも武器とする。父親はナイジェリア人。
秋山 裕紀(前橋育英 → アルビレックス新潟)
内定時の紹介文
「攻撃でリズムをつくり、決定的なパスでチャンスを演出するボランチ。高精度のプレースキックも兼ね備える。」
榎本 樹(前橋育英 → 松本山雅)
「前橋育英のイブラヒモヴィッチ」などと呼ばれる大型ストライカー。2年時にインターハイで得点王に輝き、昨年度の全国高校サッカー選手権大会では流通経大柏との決勝で決勝ゴールを決め、前橋育英を初優勝に導いている。
関川 郁万(流通経済大柏 → 鹿島アントラーズ)
内定時の紹介文
「空中戦と対人の強さが特徴のセンターバック。打点の高いヘディングを生かした、セットプレーからの得点力も武器。」
中村 拓海(東福岡 → FC東京)
内定時の紹介文
「タイミングの良いオーバーラップと、正確かつ多彩なクロスでチャンスを演出する攻撃的サイドバック。90分間アップダウンを繰り返す豊富な運動量や、サイドバックだけでなくボランチもこなすことができるユーティリティさも魅力。」
鈴木 冬一(長崎総科大附 → 湘南ベルマーレ)
内定時の紹介文
「複数のポジションをこなし、攻撃にアクセントを加えられる選手。キレのあるドリブルと的確な状況判断からチャンスを作り出すことを得意とする。」
福島隼斗(大津 → 湘南ベルマーレ)
内定時の紹介文
「DFながら攻守にわたって優れた状況判断による存在感があり、守備ではカバーリングと対人の強さ、攻撃では正確なフィードで攻撃の起点に持ち味がある。」