まさかの大敗にアーセナルOBもお怒りだ。
アーセナルは29日にリヴァプールとアウェイで対戦し、1-5で敗れてしまった。相手が首位を快走するリヴァプールとはいえ、このスコアは許されるものではないだろう。英『BT Sport』によると、クラブOBマーティン・キーオン氏が批判したのはGKベルント・レノだ。
レノは今夏レヴァークーゼンからやってきた選手で、サポーターから何かと批判されていたペトル・チェフに代わる念願の新守護神だった。しかしキーオン氏はレノのパフォーマンスが不十分と感じているようで、ドイツ代表にも入っていない選手が守護神であることに納得していない。
「レノはドイツ代表にも入っていない。彼はチェフよりも良い選手か?私はそう思わない。チェフは9月からプレイしていないけどね。リヴァプールは高価な買い物をしたが、アーセナルはしなかった。リヴァプールはGKに6500万ポンド、フィルジル・ファン・ダイクに7500万ポンドを使ったが、アーセナルは代表チームに入っていないGKを2500万ポンドで獲得している」
レノは代表には入っているのだが、ドイツ代表は今でもマヌエル・ノイアーが守護神、それをバルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが追いかける序列となっており、レノが代表のゴールマウスを守る日はやってこないかもしれない。今回のリヴァプール戦は2本もPKがあったため、レノだけを批判することはできない。しかし足下の技術で不安定なところもあり、キーオン氏としては許せなかったようだ。