日本代表も参加する予定となっているコパ・アメリカ2019で1つの注目ポイントとなるのが、バルセロナFWリオネル・メッシの動きだろう。メッシはロシアワールドカップ以降アルゼンチン代表を離れており、クラブでの戦いに集中している状況だ。ロシアではベスト16の結果に終わったため、脱力感から代表を離れたいとの思いもあっただろう。
しかしスペイン『MARCA』は、メッシがコパ・アメリカに参戦する可能性があると伝えている。メッシは今月9日にマドリードで行われたボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートによるリベルタドーレス決勝2ndレグを観戦に訪れた際にアルゼンチン代表監督リオネル・スカローニ、クラウディオ・タピアAFA会長と会談したと言われており、タピア会長も「レオは代表を離れたわけではない。私は彼の帰還を疑っていない」とコメントしている。
アルゼンチン代表は世代交代の最中だが、コパ・アメリカではもちろん優勝候補の一角となる。メッシが出場するなら前評判はさらに高くなるだろう。メッシがいるチームは全て優勝候補となる。日本としてもコパ・アメリカのレベルが上がるのは大歓迎だろう。
とはいえ同メディアはメッシがシーズン終了まではチャンピオンズリーグ制覇へバルセロナの戦いに集中すると伝えており、代表復帰する場合もコパ・アメリカはぶっつけ本番となる可能性が高い。それがアルゼンチン代表にとってプラスになるかは微妙なところだが、メッシの動きは注目だ。
