豊洲市場でも王座とるぞ! 初競り用180キロ大間マグロ水揚げ

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「第56新栄丸」が水揚げした180キロのクロマグロ=30日午前10時46分、大間町の大間漁協

 東京・築地市場から豊洲市場に場所を移して初めての新年初競りが来年1月5日に迫る中、大間マグロで名高い大間町の大間漁協では29日夜から30日にかけて、はえ縄漁船や一本釣り漁船が荒波の津軽海峡に繰り出した。30日はクロマグロ9本が揚がり、年内最後の漁を終えた。関係者からは「(全国最高値の)王座を守りたい」「高値を期待している」との声が上がっている。

 同漁協では例年、12月28日以降に水揚げされたマグロを初競りに出しているが、今年は大しけで漁船が出漁できず、28、29日と水揚げがなかった。しかし30日午前、同漁協所属はえ縄漁船「第56新栄丸」(19トン、竹内正弘船長)の180キロなど2本と、同漁協所属はえ縄漁船「第68幸福丸」(19トン、田中稔船長)の172キロを含む5本が水揚げされ、大間港では漁協職員らが作業に追われた。午後には一本釣り漁船が小型のマグロ2本を揚げた。

 田中船長は「(風が)吹いて吹いてゆるく(楽で)なかった。しけの後で揚がったので気分はいい。(豊洲でも)大間が最高値をとらないと」と話した。

 坂三男組合長は「夕べは波が3メートル。今日が年内最後でどうなるかと思っていたので、ほっとした。年明けもみんな頑張ってくれると思う。平成最後で豊洲初の初競りだから高値も期待したい」と語った。

 大間産クロマグロは、築地市場の初競りで7年連続最高値を記録している。大間漁協は来年1月3日夜に漁を再開し、4日午前までに水揚げしたマグロを初競りに出荷する予定。