【平成の長崎】清峰センバツ決定 平成21(2009)年

 第81回選抜高校野球大会(3月21日から12日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が1月23日、大阪市内の毎日新聞大阪本社で開かれ、長崎県から清峰(北松佐々町)が九州地区代表として選出された。清峰は3年ぶり2度目の出場で、昨夏に続いて通算5度目の甲子園に挑む。組み合わせ抽選会は3月13日に大阪市内で行われる。

 清峰は2005年夏に甲子園初出場。愛工大名電(愛知)、済美(愛媛)などの強豪を倒して3回戦まで進んだ。翌06年春の選抜大会では、春夏通じ長崎県勢初となる決勝進出を果たし、一躍その名を全国に広めた。

 今春の選抜出場が懸かった昨年10月の九州大会(秋季大会)では、エース今村猛(2年)ら昨夏の甲子園メンバーを軸に安定した試合運びで勝ち上がり、3季ぶり3度目の優勝。九州地区(4枠)からの選出を確実にしていた。(平成21年1月24日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

選抜大会出場決定に帽子を投げて喜ぶ清峰ナイン=北松佐々町、清峰高グラウンド

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