【平成の長崎】自然と触れ合おう 「東っ子ビオパーク」

平成21(2009)年

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 新上五島町阿瀬津郷の町立東浦小(山本元之校長、99人)で11日、生物の観察ができるビオトープ「東っ子ビオパーク」の完成式があった。
 環境に触れて命の尊さを学び、情操教育につなげるために造った。コカ・コーラウエスト(福岡市)が全額補助し、技術的な面は九州環境総合研究所(同)が援助。児童や教職員だけでなく、保護者や地域住民も昨年10月ごろから、整地や池を掘る作業などに汗を流してきた。
 池、水中の生物を観察できるデッキ、花壇などを設置。6年生は卒業制作として、案内板を作った。学習や遊び場として利用、地域住民らにも開放し、交流の場として活用していく。
 式には、同小全児童と隣接する町立東浦幼稚園(山本園長、15人)の園児、地域住民や保護者らが出席。山本校長は「生き物がたくさん集まってくる。虫たちだけじゃなく、いろんな人も訪れてもらえたらうれしい。皆さんの力でもっといい場所にしていこう」とあいさつ。
 児童を代表して5年の木谷隆二君(11)は「皆さんの心がこもった温かいビオトープ。笑顔の絶えないビオトープにしていく」とお礼を述べた。
(平成21年3月12日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

完成したビオトープでさっそく自然と触れ合う子どもたち=新上五島町阿瀬津郷、町立東浦小