【平成の長崎】清峰高野球部の春夏連覇を願う 平成21(2009)年

 甲子園春夏連覇を狙う県立清峰高(北松佐々町)野球部の激励会が6日夜、同町沖田免の回転ずし店「ミラクルあおば」であり、本番での健闘を誓った。
 激励会は、店主で同校野球部OBの横田満久さん(61)ら同校野球部を応援する会が呼び掛け、選手、監督をはじめ、会員の商店主ら約100人が参加した。
 選手のお目当ては重さ約50キロのマグロの解体ショー。今春の選抜大会前、横田さんが「日本一になったらマグロをたらふく食べさせてやる」と約束。その約束がこの日、実現した。選手たちは、板前が手際よくさばく様子を携帯カメラで撮影。脂がたっぷり乗って、とろけるようなおいしさの大トロや中トロに大満足の様子だった。
 同校OBの古庄剛町長(62)も駆け付け「春夏連覇を達成できるよう町民一丸となって応援する」とエール。屋久貴博主将は「まずは県予選突破。期待に応えられるよう頑張りたい」と決意を語った。
(平成21年7月9日付長崎新聞より)
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すしをほお張る清峰ナイン=佐々町沖田免、「ミラクルあおば」

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