日産側の中東「送金リスト」押収

担当者が作成、特捜部

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 日産自動車の資金を不正に流用しサウジアラビア人の知人に約16億円を支出したなどとして、特別背任の疑いで前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が再逮捕された事件で、日産側から中東地域に住む同容疑者の知人らへの送金リストを担当者が作成、保管していたことが31日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は既にリストを押収し、会社の業務とは関係のない支出が含まれている可能性もあるとみて実態解明を進めている。

 関係者によると、リストは中東担当の部署で保管。サウジのディーラーなどに対する億単位の現金支出が記録されている。