アカハタゲームを攻略!ベイトパターンに合わせたワームの選び方 ロックフィッシュの中でも人気が高いアカハタ。様々なベイトを捕食するアカハタは、幅広い種類のワームで釣ることができます。今回は、このアカハタゲームにおけるベイトパターンに合わせたワームの選び方をご紹介します。

アカハタのメインベイトとは

鮮やかな模様とヒットした瞬間からの強い引き、そして食べて美味しいことからも人気のアカハタ。アカハタは、ワームを主体とした釣りで楽しむことができます。反応するパターンも様々で、ルアー釣りならではのゲーム性の高さを体感することができるでしょう。

このアカハタゲームにおいて、釣果を最大化させる重要なポイントといえば、ベイトパターンに合わせたワームのセレクト。その場、その時のメインベイトに合わせたワームを選ぶと、反応が大きく変化します。今回は、このベイトパターンごとに合わせたワームの選び方を、ご紹介します。

ベイトに合わせたワームの選び方

アカハタのベイトとなる生き物は様々。そのためベイトの特徴に合わせたシルエットやアクションが必要となってきます。

ここではベイトパターン別に、どのようなワームを選んだらよいのか、どのようなアクションが基本となるのか、詳しくご紹介していきます。

イカパターン

イカパターンのときには、できるだけコンパクトにまとまったボディがあり、かつ触腕をイメージできるようなパーツが付いたワームが効果的。

カラーに関しては、クリア系のほか、イカが興奮したときをイメージできるような濃いカラーがあるとよいでしょう。

甲殻類パターン

カニやエビといった甲殻類も、アカハタは捕食していることが多いです。甲殻類パターンのときには、フォール中に細かく振動してくれるワームを選ぶのがポイント。

カニやエビが爪や足を動かしながら落ちていく姿を、演出できるようなワームを使ってみると効果的なことが多いです。

イワシ・キビナゴパターン

イワシやキビナゴといったベイトも、アカハタの大好物。シルエットに合わせ細長く、テールがアクションするタイプのワームを選ぶのが基本となります。

またベイトの大きさが季節や場所によって異なることも多いので、複数のサイズを準備しておくことも大事なポイントです。

ネンブツダイパターン

アカハタと生息域が重なりやすいネンブツダイも重要なベイトの一つ。ネンブツダイは浅場だけでなく、水深70メートル程度まで生息していてベイトになることが多いです。

ネンブツダイパターンでは、ネンブツダイの色に合わせたアカキンのワームカラーを選ぶのがポイント。また、アカキンのカラーはスポーニング期は威嚇行動でバイトしてくることもあります。

釣り方に合わせてリグも変える

主に底付近のベイトを捕食するアカハタ。そのため、ベイトの違いに合わせることはもちろんのこと、根の地形や魚の活性に合わせて、リグを変えるのがよいでしょう。

ここではアカハタ攻略に、おすすめのリグを4つご紹介しますので、状況にあわせて使い分けをしてみてください。

ジグヘッドリグ

ジグヘッドリグは、イワシやキビナゴ、ネンブツダイパターンのときにおすすめ。

使い方は、スイミングやリフト&フォールで、ベイトフィッシュが泳ぐ姿を演出してみてください。

ジグヘッドを選ぶ時は、浮き上がりを抑えたレンジキープ力が高いもの、根掛かり回避性能が高いものがおすすめです。

テキサスリグ

アカハタをはじめとするロックフィッシュ狙いで、定番中の定番といえばテキサスリグ。

テキサスリグは根掛かり回避能力が非常に高いリグで操作性も高く、スイミングやボトムパンピングなど様々な釣りを一つのリグでカバーすることができます。

フリーリグ

フリーリグは、スイベル付きのダウンショットシンカーをラインに通したリグ。

テキサスリグとの違いは、シンカーだけが先にボトムに落ちやすく、ワームをフリーな状態でフォールさせやすいことです。

特に、甲殻類パターンの時のように、フォール中のバイトが多くなるシチュエーションでおすすめです。

直リグ

直リグは、ワームフックのアイに直接シンカーをセットしたリグ。

テキサスリグに比べるとボトム感知能力が高く、隙間に挟まり込むような根掛かりが少ない特徴があります。

また、ラインを結ぶだけで使えるため、テキサスリグのようにシンカーストッパーをセットしたり、シンカーを通したりといった、手間と時間が掛からないこともメリットです。

ワーム選びができればどんなベイトパターンも怖くない!

様々なベイトを捕食するアカハタは、ワーム選びが間違っていると全くバイトしてこないことも。一方で、適切なワーム選びができれば連続ヒットしてくることも珍しくありません。

本記事でご紹介したワーム選びやリグを使いこなして、アカハタゲームを攻略してみてください。

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